
① ウォークスルー収納

数年前から人気だったウォークスルー収納。
収納の中を通り抜けできるため、
- 回遊動線になる
- 家事効率が良い
- 使いやすそう
というイメージがあります。
ただ実際には、
収納の中はどうしても物が増えていきます。
最初はきれいでも、
数年後には段ボールや季節用品などでいっぱいになることも。
そうなると、
「結局通らなくなった」
という話もよく聞きます。
ウォークスルー収納を採用するなら、十分な通路幅を確保しておくことが大切です。
② 2階トイレ

昔は当たり前のように採用されていた2階トイレ。
もちろん今でも便利な設備です。
ただ最近は、
住宅価格の上昇もあり、
「本当に必要?」
と考える方が増えています。
トイレを1ヶ所減らすことで、
- 初期費用の削減
- メンテナンス費用の削減
- 掃除の負担軽減
につながります。
ただし、
家族の人数や生活スタイルによっては必要なケースもあります。
ここは正解があるわけではなく、
ライフスタイルに合わせて判断したいポイントです。
③ 広すぎるリビング

リビングは広ければ広いほど良い。
そんなイメージを持つ方も多いと思います。
確かに開放感は魅力です。
しかし、
広すぎるリビングには注意も必要です。
例えば、
- 建築コストが上がる
- 冷暖房効率が下がる
- 他の部屋が狭くなる
といったデメリットがあります。
実際に住み始めると、
「思ったより使わないスペースだった」
というケースもあります。
広さだけでなく、暮らしやすいバランスを考えることが大切です。
④ 吹き抜けリビング(断熱性能が低い場合)

吹き抜けは今でも人気の間取りです。
私自身も魅力的だと思います。
ただし注意したいのは住宅性能です。
断熱性能が低い家で吹き抜けを採用すると、
- 冬寒い
- 夏暑い
- 光熱費が上がる
という問題が起きやすくなります。
一方で、
断熱等級6以上など高性能住宅であれば、
吹き抜けのデメリットはかなり軽減できます。
吹き抜けが悪いのではなく、
住宅性能とのバランスが重要だと感じています。
⑤ リビング階段

家族が顔を合わせやすい。
これはリビング階段最大のメリットです。
私も家族のコミュニケーションという意味では、とても良い間取りだと思っています。
ただ、
子どもが小さい頃と大きくなった頃では、
生活スタイルが変わります。
例えば、
- 子どもの友達が遊びに来る
- 部活仲間が集まる
- 受験期になる
こうした場面では、
リビングを通らないと部屋へ行けないことを負担に感じるケースもあります。
家づくりでは、
今だけでなく10年後、20年後も想像しておくことが大切ですね。
まとめ
今回ご紹介した間取りは、
決して「ダメな間取り」ではありません。
ただ、
昔の流行やイメージだけで採用してしまうと、
住み始めてから後悔する可能性があります。
私が建築士として感じるのは、
流行の間取りを取り入れることよりも、自分たちの暮らしに合っているかどうかの方が大切だということです。
SNSで人気だから。
展示場で見て憧れたから。
それだけで決めるのではなく、
将来の家族構成や暮らし方まで考えながら間取りを選んでみてください。
きっと後悔の少ない家づくりにつながると思います。🏠✨

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